こんにちは。
マザーズタッチ店主のサハラ文子です。

海辺の町にアトリエを構えてから、
この夏(2014年)で丸4年が経ちました。
 
私の肌はほんとに弱々しくて、
(それが理由で海辺の町に引っ越しました)
(年々暑くなる東京の夏を元気で過ごせなくなっていました)
長時間紫外線を浴びたり、
素手や素足で土に触れたり、
蚊に喰われようものなら
ぷくーと大きく腫れあがってしまうほどです。
 
だから、海辺の町に住まいを移したなら
エアコンのきいた部屋で
好きな音楽を聴きつつ
大好きな仕事三昧をするのだと、
そんな風に思っていたのです。
 
な、はずだったのですが・・・。
そんな想像は1年目の夏からどこかに霧散してしまいました。
 
なぜなら、ここには真夏でもエアコンいらずの
爽やかな風が吹いていたからです。

帽子をかぶり
サマーショールをグルグル巻けば、
紫外線もぜんぜんへっちゃらでした。
手袋つけて長靴を履けば田んぼにも入れたのです。




とはいえ、自分がお米を作ることになろうとは、
ほんとにまるっきり思っていなかったのですが・・・。
(写真は我らの田んぼの稲苗についた朝露です)
(夏の早朝4時過ぎには、それはそれは美しい風景が広がります)

長時間腰をかがめて作業をしていれば
仕事とはなにかがわかってくる。
手間をかけねばおいしいお米は作れない。


早朝、田んぼの草取りをしながら
長老から聞いたそんな言葉を思い出していました。

手間がかかるという点で、
お米作りはマザーズタッチの仕事に似ています。
「手間」と「時間」をかけておこなう手しごと。
たいへんだけど楽しい、んです。
その楽しさを新しいカタチに織り込むべく、
新しいスタートをきりました。

さ、1年間のお休みが終わりました。
いろいろはじめます、カタチにします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2014年10月29日
1年間のお休み明けの朝に。


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いらっしゃいませ。
着物や古布をアップサイクルした和柄バッグや小物のネットショップ、
【マザーズタッチ】にご来店いただきありがとうございます。
店主のサハラ文子(さはらあやこ)です。

当店は、日本の美しい文化である民族衣装の着物をアップサイクルし、
伝統や思い出を大切に縫いこんだバッグをはじめとして
アパレルや小物雑貨を販売しております。

ネットショップという販売形態上、
お買い物をされるのが不安な方もいらっしゃると思いますが、
当店では万全のサポートをさせていただきますので、
安心してお買い物をお楽しみください。

ご購入方法・商品についてのご質問、ご意見ご要望、
その他、お気軽にお問い合わせください。
hello@m-touch.jp

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さて、ご挨拶の一環として、
私が着物などの古布を再利用した和柄バッグや小物を
製造販売するようになったきっかけを、
ここに記しておきたいと思います。

私の着物ライフは、
結婚をし夫の母から着物を譲り受けたことからはじまりました。
それ以前は、ぜいぜい七五三と成人式、友人の結婚式など、
数える程度しか着物を着る機会がありませんでした。

着物を着るようになると不思議なもので、
義母以外からも着物をいただく機会が増えました。
いただくことはありがたいのですが、
その理由の多くが「高齢でもう着られないから」や、
「娘やお嫁さんがいないのでもらってくれる人がいない」など、
ちょっと寂しいキモチが伝わってもきました。
また、「形見でもらったものの自分では着ないから」と
処分してしまった話もよく聞くようになりました。

その一方で、
私が気に入って着続けていた着物は汚れや擦れが目立つようになり、
着物としての役割を終えようとしているものが数点出てきました。
着物として着られなくなっても
柄が気に入っていたり、肌触りがよくなっていたりと、
処分するには惜しいものばかり…。

どうにか残すことができないだろうか。

そうして思いついたのが、
着られなくなった着物を生地として再利用し、
バックや小物に姿を変えてアップサイクルさせることでした。
着物は着物本来の役割を終えた後でも、
捨ててしまうには惜しいほどの美しさを持っており、
生地として使うには十分すぎるものでした。

いくつかの試作品を作るうち、
マザーズタッチの原点である折り紙バッグにたどり着きました。

継いで、繋ないで、接なげていく。

着物を継ぐことで人と繋ながり、
またひとつ新しいネットショップという接ながりが生まれました。
誰かの元でひと時を過ごした着物が形を変え、また誰かの手に渡っていく。
そうして次のジェネレーションに繋がっていく幸せをいま実感しています。

これからも日々精進し、新しい商品をご紹介させていただきます。
少ないスタッフで運営しておりますので
何かと至らないことばかりですが、
一生懸命がんばりますので
暖かい目で見守っていただければ嬉しく思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2008年10月29日
コスモスが揺れる美しい秋の朝に。