アップサイクル

アップサイクル

アップサイクルとはなんぞや、そう聞かれるたび、説明をするたびに、"捨てられてしまう廃棄物にデザインやアイデアの力を借りて新しき価値観をつくるもの" などと、たくさんの言葉を駆使してきましたが、相手の顔に?マークが浮かぶことも少なくありません。

そんなこともあって最近は、簡潔に「かっこいいシュワッチ(変身)です」と言っています。シュッワッチが通じない世代には「もったいないをかっこよく変身させること」と、お話ししています。

例えば、料理をすると出てしまう皮や種などの野菜くず。捨てればゴミですが、ひと煮立ちさせたのちひと晩寝かせておけば、良き出汁が出たスープストックになります。そうです、野菜くずのシュッワッチはベジブロスへの変身です。

野菜には多くの健康成分であるフィトケミカル(機能性成分)があるものの、それらは捨てられがちな皮や種などに多く含まれています。せっかくのフィトケミカルも、野菜の細胞壁に守られていて普通の食事(咀嚼)では吸収しにくいのだとか。でも、野菜くずをひと煮立ちさせるだけ+ひと晩寝かせるだけで、野菜の栄養分がゆっくりじっくりとスープに溶け出すのですから、ベジブロスをやらないなんてもったいない=アップサイクルしちゃいましょう、なのです。 そんなベジブロスは、野菜くずから「おいしい変身」をして身体内部に染みわたり健康への道しるべとなってくれそうです。

このように、かっこいいシュワッチは身のまわりにたくさんあります。不要なものが宝物になる、捨てない生活の豊かさをぜひ味わってください。

シーグラス

マザーズタッチは海辺の町に在ります。朝な夕なに看板犬と一緒に歩く波打ち際には、多くのシーグラスが落ちています。もともとは瓶やガラス製のなにかが廃棄され、どこかのタイミングで割れ、海にたどり着き、長い年月を経て、波にもまれ、角の取れた小片になり、曇りガラスのような風合いを醸し出したものがシーグラスと呼ばれています。

オーストラリアの海岸で拾われることがある珍しい黒のシーグラスは、1940年代のビール瓶のものと言われています。海辺の町に暮らして12年。たくさんのシーグラスを拾いましたが、まだ黒いシーグラスには出会ったことがありません。いつか、オーストラリアの浜辺で、、、と夢を膨らませています。

シーグラスで作ったピアス 金継ぎ(呼継ぎ)

シーグラスも自然の還ることのないゴミのひとつです。それらを拾い集め、あちらとこちらを接なぎ合わせ、ピアスにしたり金継ぎ(呼継ぎ)の一部に使ったり。シーグラスも、マザーズタッチ的アップサイクルアイテムのひとつとして「かわいい変身」を遂げています。

マザーズタッチ、サハラ文子への
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